糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

夜遅くなった時の食事について

今回はちょっと違う傾向の話をしたいと思います。
 
このブログを読んでくれている方の中には社会人の方もいらっしゃると思います。
仕事が遅くなったりした時の食事ってどうされているでしょうか?
仕事時間のアプローチで一番多いのは朝9時から夕方5時6時まで仕事というモデルケースが多いのですが、そんな感じで仕事をしている人って、どれくらいの割合何でしょうね?
少なくは無いとは思いますが、それに当てはまらない人も多いと思います。
学生の方でも学校が終わった後にそのままバイト等で深夜12時くらいまで仕事をする人もいると思います。
 
他のサイトで、こういった方向けのアプローチをしているものを見つけました。

帰宅が遅くなった日の夕食の4つのポイントという事で、

①消化の良いものを食べる
 
②揚げ物など、脂質が多いものは避ける
 
③冷たいものよりも温かいものを選ぶ
 
④寝る4時間前以内には食べない

 

というのを挙げていたのですが、よく言われている事です。
それぞれの理由はというと、
 
①は言わずもがな。
②は脂質は消化に時間がかかるから翌朝の胸焼けに繋がる
 
③については知りませんでした。
胃の荒れに関しては「アルコール」であったり「カフェイン」「香辛料」が有名だと思っていました。
あとは血流阻害のためにタバコも良くないと思います。
冷たいものを食べると「お腹や身体が冷える」という事で良くないとは感じます。
それは胃ではなく腸の話だと思っていました。
胃にも影響を与えないとは言いませんが。
 
最後は1番気になる④です。
 
私が過去に外食産業で仕事をしていた時は、朝6時起床、7時までには出勤。
夜22時まで勤務して23時前くらいに帰宅。
23時から食事をしたらどうすんの?深夜3時まで寝る事は出来んのか?と思ってしまいます。
そんな訳ないです。
睡眠は大事なので飯食ったらすぐに寝るよと思うし、実際飯食ってすぐに寝てました。
それの解決策として提案されていたのが、
 

「今日は帰るのが遅くなりそう」という日は、手軽につまめるものをスキマ時間に摂取しておくことをオススメします。

 

当時の私のタイムスケジュールは、朝7時に出勤してピークの時間を終えて14時くらいに昼食。
それから夜ピークにそなえて仕込みと対応。
で、片付けや発注だったり雑務を終えて22時に退勤。
ずっと現場で仕事しっぱなし。
それが毎日であり日常です。
対応に追われっぱなしでスキマ時間等作れませんでした。

こういった人は、少なくないと思いますがどうでしょうか?
このような話をする人は前提として「普段は遅くならない・遅くならない事が前提」という考え方があるのではないかと感じます。
そのような人に対してのアプローチをしている情報提供者は少ないとも感じます。
一般論になりやすいので仕方がない部分ではありますが。
 
寝る前に食べると・・・という事も話をしていましたが、それについても「何を食べるか」と「その日にこれまでに何を食べていたのか」という情報が抜けている所がほとんどです。
現在の状況・体調・体格だったり、一日トータルの食事内容といった目線であったり、どんなものを食べようとしているのか?という事で、アプローチが変わらないといけないのですが、ここまで細分化されてる所は少ないです。
 
という事で、次回はこの話を長くならない程度で話をしたいと思います。