糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ダイエット手法の所感の続き

ヘルシースナッキングダイエットについてです。 ヘルシースナッキングダイエット朝・昼・晩の3食の間におやつを食べるダイエット法 我慢しないでカロリーコントロール出来るというのが、最大のメリット 朝・昼・晩の3食は腹八分目に抑え、食事と間食の間隔…

ダイエット方法の「紹介方法」についての所感のつづき

では前回の続きで、腸内フローラダイエットについての良い所から話していきます。 腸内環境を整えてやせやすい身体づくりを目指すのが目的 ポイントは食物繊維取り方にコツがあり、水溶性食物繊維と脂溶性食物繊維の2つの働きによって、はじめて大きな機能…

ダイエット方法の「紹介方法」についての所感

それでは、どのように紹介されていったかと、各方法の所感についての話をしていきます。 豆腐一丁ダイエット(満腹感たっぷり) 朝食のご飯を豆腐に置き換える手軽にできるダイエット炭水化物を食べ過ぎてしまう人に向いている最大のメリットが、空腹感を抑…

検証内容が詳細に語られないダイエット番組の現状

前回の続きで、某番組で紹介されたダイエット方法についての話を掘り下げていきます。 ダイエット方法として、4つが紹介されていました。 豆腐一丁ダイエット(満腹感たっぷり) 朝食のご飯を豆腐に置き換える手軽にできるダイエット炭水化物を食べ過ぎてし…

ダイエット番組が与えるイメージ戦略

先日、某番組で 「ダイエットして、イケてる女子になろう!!」 というようなものが放送されていましたので、途中ですが私なりの所感を書いていきたいと思います。 私のブログはこんな感じでやっています。申し訳ありません。 2カ月間という期間で目標値を…

野菜ジュースと血糖値

前回の続きです。 野菜ジュースの事を調べていて気になる事があったので、それについて感じた事を話していきたいと思います。 野菜ジュースにも野菜と同様の効果が得られるか実験を行いました。その結果、野菜と同様に野菜ジュースを食事前に飲むことで、食…

目的と目標をはき違えないようにする

前回の続きです。 350gの野菜をとる事についてですが、色々な人の話を聞いていると、どんどん目的が変わっているように感じて仕方が無いです。 前回野菜ジュースの話をしたのでそれの補足からしたいと思います。 野菜には多くのビタミン・ミネラル・酵素…

野菜摂取量について考えてみた

前回の続きで、野菜摂取量目安である「350g」というのは、どういう理由なのかについての話をしていきます。 某サイトから抜粋します。 肥満や生活習慣病を予防するためには、適度な運動なども重要ですが、食生活も大きく影響しています。第二次世界大戦…

野菜で満腹感を演出するとは?

前回の続きです。 野菜で満腹感を「演出」するとは、どういう事でしょうか? という話をしていきたいと思います。 理由として挙げられる、 「満腹感を得るまで食べ続けてしまう人は、野菜でお腹を膨らませる工夫を。」 は、私も同意できます。 野菜の種類に…

理想論として挙げられる食べ応えのある食べ物や食欲解消方法についての話

さて、前回の続きです。 よく噛む工夫として、どのような食材を使えばいいかという提案がされていました。 ・野菜・海藻・キノコ類はよく噛めてヘルシーなものが多い。・大根のたくあん・白菜やラッキョウなどの漬物、アーモンド・ナッツ類、大豆といった豆…

理想論は分かるのですが

皆さん、今の話の流れについてきてこれているでしょうか? 途中から読みだした人は、流れを掴む事が出来ていないかどうか?少し心配になっています。 流れとしては、粗食についてというテーマで、そこから、「粗食は本当に健康につながるのか?」という所を…

糖質を食べないと飢餓になるという人の考え方とは?

糖尿病の人の体験談として聞いた事があります。 医者や看護師の人へ、「糖質制限をする(している)のはどうか?」と相談した時に否定され、理由としては、「身体が飢餓状態になっている」「身体が危険な状態になっている」から。 という表現が多いようです…

ケトン体悪人説

「飢餓」という言葉を聞いて、皆さんは何をイメージするでしょうか? 言葉の意味自体は、 「食糧の不足によって栄養失調が続き、体調の維持が困難になっている状態である。」 です。 栄養学でも、栄養失調になっている状態を指す言葉があります。 「クワシオ…

飢餓状態とは??

ここで、「飢餓」という事に触れていきたいと思います。 この言葉は、栄養学の勉強をしている時にも、ちょくちょく出てきます。 「飢餓状態では筋たんぱく質の異化が進み、グルコース・アラニン回路が機能する」 「飢餓状態患者では、リフィーディング症候群…

たまには栄養学の専門用語を多用してみる

前回の続きです。 身体に60兆個存在すると言われる細胞一つ一つに栄養・酸素を供給するためには、血液と、それに含まれる成分(供給能力)により、大きく左右されるという感じの話をしてましたが、その続きです。 血液の栄養状態で、糖の割合が大きい(高…