糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

花粉症対策として管理栄養士が出来る事のいくつか

 
先日、このリンク先のような記事を見つけました。
このサイトでは、何かしらの症状に対して必要な栄養素と、それを組み合わせたレシピを紹介しているような所なんですが、今回は3品が紹介されています。
 

花粉症による鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状は、体質のほか環境や食生活も関係すると言われています。今回は、花粉症や鼻炎のときにも食べやすく、体調を整えるためにおすすめのメニューをご紹介します。
免疫力を高め、粘膜を修復するビタミンA・Cを摂れる野菜や果物、さわやかな香り成分が食欲を増進させるハーブ類をぜひ取り入れて。

 

という感じで、3つのレシピを紹介しています。

 

納豆と三つ葉のオムレツ(調理時間:5分)
セロリと大葉の味噌汁(調理時間:5分)
腸内環境を整えるデザート
オレンジグラノーラヨーグルト(調理時間:1分)

 

という感じで掲載されているのですが、気になる事がいくつかあります。

まず分量です。
<材料2人分>
小粒納豆 2パック
三つ葉 1/2束(25g)
卵 3個
白だし 小さじ2
油 小さじ2
トマト 適量

 

オムレツに関してはこのようなレシピがあるのですが、2人分の分量のため、1人分は納豆1Pと玉子1.5個分のオムレツにトマトを添えたモノです。
女性向けに書かれているのかもしれませんが、これを一品出されても、私のお腹だったら満たされません。
その場合は、使用材料の量を増やすのか?他の料理を出すのか?という事の選択になると思います。
「花粉症対策レシピ」というものが存在するのであれば、逆に「花粉症の時には食べない方が良いレシピ」というのも存在すると思います。
普段の食事から何を引いてこのレシピを加えたら良いのかの記載がないので、よく分からないです。
 
あと、このレシピの料理を食べたとして、
「体調が整うのか?」
という事が不思議ですし「体調が整うってどういう状態だよ?」と疑問があります。
あと、どれくらいの期間食べ続けたら良いのか?という所もありますが、多分「症状が出なくなるまで」という感じでしょうね。
 
栄養士であるため、食事療法でのアプローチをするのは第一の手段として当然だと思います。
ただ、これをやった所で「即効性があるの?」「効果を実感出来るの?」とも感じてしまいます。
しかも紹介しているレシピで「デザート」を採用しています。
グラノーラを使ったものとして「1分」しかかからないとしていますが、手作りのグラノーラを紹介していて、それはオーブンで焼いたりしないといけないので、これを「どれも5分以下で作れます」とするのは強引すぎると感じますね。
 
また、グラノーラも食物繊維は他の穀物よりは多いようですが、結局は糖質です。
これにより血糖値が上昇して血流が悪くなってしまいます。
 
これで「体調が整う」事に繋がりやすくなるのでしょうか?
 
血流の流れが良い事が、健康を保つうえでも重要だと思っています。
文章の中盤くらいに摂りたい栄養素として「たんぱく質」「ビタミンA」「ビタミンC」が挙げられています。
この3つを満たす食材があります。
私が事あるごとにおススメしている「レバー」です。
好みがあるのでゴリ押しはしませんが、レシピで紹介するなら、しかも3つしかしないのであれば「デザート」ではなく「主菜」「副菜」をアプローチする方がよいと思うのですが、私だけでしょうか?
 
タンパク質が大事としながら野菜や果物を勧めているのに矛盾を感じます。
あと「カリウム」ってアレルギー対策として重要なのでしょうか?
日常として必要かどうかというのであれば当然「必要」となるのですが、カリウムが「花粉症(アレルギー症状)に効果的」とする理由・意味が分からないんです。
それだったら抗炎症作用のあるオメガ3のオイルやビタミンEを勧める方がより説得力があると思うのですが、なぜ記載がないのでしょうかね?
脂質はむしろ避けましょうともアプローチされています。
 
多分、その答え(?)は引用サイトの後半にあると睨んでます。
 
続きます。
 
ちなみに私も花粉症です。