糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

食事面から見た小顔にする方法

前回からの続きです。
「糖質はむくみの原因」になるから控えた方が良いという話をしました。
糖質を摂れば摂る程、細胞が水分を抱える事になるので筋肉があれば支える事が出来るのですが、時間と共に筋肉が細くなり続けてしまうと、その重さに耐えられずに伸びきってしまう事になります。
その結果、細胞や組織(?)の自重に耐えられず「たるみ」が生まれやすくなっていきます。
私は手っ取り早く「糖質摂取を制限する」というのをお勧めしますが、中には「それはちょっと・・・」という方もいると思います。
そんな方向けの方法としては「筋肉をつける」というのをお勧めします。
 
皆さんは意識して噛んでいるでしょうか?
 
表情筋という言葉もあるように、顔にも筋肉は当然あります。
全部を鍛えるのはなかなか厳しいですが、当然あった方が良いです。
前述した通り糖質摂取すると水分を蓄えるため、自重に耐えられない結果、ほおや目の下のたるみに繋がりやすくなるからです。
そんな感じでもあるので「小顔 方法」で検索すると体操・マッサージというような検索結果が出てくるのだと思いますが、そんな人たちも食事は間食も含めると2~4回程度以上の回数を行なう訳でもあるので、食事の時に「噛み応えがあるもの」を取り入れればいいと考えます。
そしたらわざわざプラスして「顔の体操の時間」を作らなくても済むようになりますから、手っ取り早いです。
 
皆さんは、硬いものを食べていますか?
何十回と噛まないと飲み込めないものを食べていますか?
 
現在の嗜好としては「柔らかいもの」「口の中でとろける」「ふわふわ」というキーワードが好まれると思います。
以前(今も?)のタピオカブームもありましたが、カロリーを気にして食事を抜いてタピオカジュースを飲む人もいると思います。
噛む回数って、ますます減ってますよね?
 
私は意識して噛む回数を増やすため、月に一度は50g入りの「あたりめ」を購入して、ガンガン噛みながら平らげています。
翌日はこめかみ周辺の筋肉痛に襲われてしまうのですが、その日以外にも、週1回とか、2週間に1回とか、小容量のものを購入して間隔を空け過ぎないようにしています。
それ以外でも、普段の食事で柔らかく煮込んだりせず、(生でも食べれるもので)半生の状態にした野菜を食べて噛む回数を増やしたり、塊肉を大きめサイズにして食べたりしています。
それで、噛む回数というのは自然と増える訳です。
わざわざトレーニングの時間を増やさなくてもですね。
 
私はトレーニングの方法は知らないので他の方に譲りますが、そういったトレーニングと共にこういった「噛む回数を増やさざるを得ない習慣」を身につけたり、組み合わせると効果は大きくなりやすいのではないかと感じますが、いかがでしょうか?
あとは、噛む回数を増やす事でも「満腹感」を増大させやすくなるので、食べる量や食事回数に影響を与える事もあるのかなと考えています。
条件は「噛むことだけではない」ですけど、しないよりは効果は得られやすいです。
 
私自身は小顔云々よりも、目や髪が綺麗だったり笑顔が可愛らしかったり綺麗に笑う人であったり表情が豊かな人の方が好きなので、小顔かどうかについては特に何も思わないです。
骨格をいじる事は基本出来ませんし。
ショービジネスの世界で生きている訳でもないですし。
思ったとしても「顔が小さい、すげ~なぁ。」程度なんですけどね。
顔が大きくても小さくても、その人が内面の魅力を持っているかどうかの方が大事だと思っています。
ただ、小顔を追求する事でコンプレックスが解消されるというのであれば、アプローチとしては重要だとも思います。
 
あくまでも、個人的な感想です。
 
という感じで今回のテーマは終了です。
気が向いたらまた「美容系」の話もしていきます。
ありがとうございました。