健康食品であったりプロテインの中身についての話
さて、前回は「企業も商売だからお金儲けのために使う原料は選別するよね」という事を根底に話を進めていましたので、その続きです。
企業が大きくても小さくても、売り上げであったり利益というのを追求していくのは当然です。
商売ですから。
限られた予算の中で、どのようにやりくりするかを考えるのは当然で、その結果商品化されて店頭に並ぶという事になります。
そのやりくりは商品によって、当然変わってきます。
何を一番にアピールするのか?という所が決まったら、そこに一番お金(コスト)をかけるのは当然だと思います。
それが使用する成分であったり、希少価値・差別化であったり、広告費であったりすると思います。
品質・効果云々よりも広告費に全振りする健康食品が数多くありますが、個人的には「そんなものは消えてしまえば良い」と考えますが、それはまた別の機会に。
で、一番にアピールするものにお金をかけたら、残りの予算で材料・製造コストを補う事になるのですが、しわ寄せが大きければ大きいほど、品質の悪い成分を使わざるを得ないのは当然になるわけです。
「安価なもの ≒ 低品質」という事になると思います。
という事を前提にして、話を進めていくのですが、プロテインに話をシフトしていきます。
「たんぱく質をしっかり摂るようにしましょう」という考え方が浸透してきたと感じています。
筋肉を落とさないようにしたり、スポーツ選手やボディビルダーが自分の身体の機能・筋肉の大きさを
維持向上させるために取り入れている人も多いと思います。
維持向上させるために取り入れている人も多いと思います。
利用者それぞれに目的があるので、それ自体を否定する事はしません。
プロテインの種類ですが、大まかには3種類あるようです。
ホエイプロテインは、牛乳に含まれるタンパク質の一種です。
ヨーグルトの上澄みにできる液体のことをホエイ(乳清)といいますが、このホエイに含まれるタンパク質がホエイプロテインです。ホエイには他に、ミネラルや水溶性ビタミンが含まれます。ホエイプロテインと同じく牛乳を主成分とするのがカゼインプロテインです。この主成分であるカゼインは生乳を構成するタンパク質の約80%を占めています。
ホエイプロテインが水溶性で吸収が早いことに対し、カゼインプロテインは不溶性で固まりやすく、体への吸収速度がゆっくりであることが特徴です。ソイプロテインの原料は、その名の通り大豆のタンパク質部分だけを粉末にしたものです。タンパク質の比率を高め水分や糖質、脂肪を減らし植物性タンパク質を効果的に摂取できるようになっています。価格が比較的安いことも特徴の一つです。
そこでなのですが、この「牛乳」と「大豆」なのですが、どのようなレベルのものを使っているのかを、イメージした事はあるでしょうか?
上記の
「企業も商売だからお金儲けのために使う原料は選別するよね」
という所に当てはめると、結構怖いイメージが浮かんでくる人もいるのではないでしょうか?
私は、そのネガティブなイメージが強いので、健康食品には基本的には良いイメージを持たないですし、頼ろうともしないですし、積極的に勧めもしません。
おっと、少し長くなってきたので、次回にします。
ネタバレになるかもしれませんが、次回のテーマは「生物濃縮」です。
どんな話になるのか、次回まで考えといてください。
そしたら何かが見えてくるはずです