糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

ファスティングをした時のメリットをもう少し

減量のため少しずつ体重の方を落としてます。

すると体に変化がでてきます。

減量をすると段々と五感が研ぎ澄まされていくんです。
(注:何か変な物が見える能力は芽生えません)

食べる物に敏感になります。

食べ物の量や質を変えるので、体に入る物が変わりますからね~

自分の体の疲れ具合や練習内容で、自分が今何を欲しているのか敏感に感じるようになります。

体の声が聞こえてくるんです~

スパーリングをした後は肉を食べたくなります。

疲れた時は柑橘類を取りたくなります。

自分の体と対話してその欲求に答えてあげるんです。

減量のピークの時は、感覚も研ぎ澄まされて、時間がゆっくりに感じますね。

食べる物が少ないので消化したりするエネルギーが減ります。

その分普段消費しているエネルギーが他の所に活かされるんですかね~

普段眠っている能力が目を覚ますんですよ!

戦う姿勢や心構えを作るのに、


減量=飢えた状態

が適してるんでしょうね!!

これからどんどん試合モードになっていきますよ~

 


ある元ボクサーのブログにもありましたが、以前ファスティングをするとこのように感覚が鋭敏になるという話をしました。

他の方でも、減量をする事で、


体重を落とす作業は自分自身が鋭利になっていく感じがして好きです。
感性が研ぎ澄まされるという感覚でしょうか。
仕事をしていても閃きやすいですし、判断に間違いが少なくなり行動に無駄がなくなります。


という事を経験した人もいます。

「自然に返る」とか、「野生の本能が」とか表現する人もいます。

 

確かに理にかなっている反応だと思います。

「空腹⇒飢え⇒生存の危機」というのは、人間だけでなく、全ての生物がもつ感覚・感情だと思います。

食べないと生命を維持する事が出来ませんから。

食べ物を得る、捕食するためにも、周囲の捕食対象を見つけるためには、わずかな音や周囲の動きや変化に気付く必要があります。

感覚的な影響は大きいです。

それが敏感になればなるほど、情報量を増やす事が出来、捕食や生存競争を有利に進める事が出来ます。

 

現代の世の中では、「捕食」という行為を必要とはしないですが、ファスティングを行なう事で、身体が軽くなったり、行動力が増えたり、普段浮かばないようなひらめきが生まれたりしやすくなるようです。

私自身はこういった感情・感覚を感じた事は無いですし、必要としていませんが、ファスティングをする事で、このような未体験・未経験の感覚を感じる事ができるための方法としては、非常に有益ではないでしょうか?

 

ファスティングをする = ダイエット

 

という方程式には懐疑的ですが、自分の考え方や感覚を変えたいという事の手段としては、良いのではないでしょうか?

 

常に満たされるという状態よりも、満たされてない部分がある事によりハングリー精神が生まれる

 

という考え方が必ずしも正しいとは言わないですが、何かしらの制限はある方が良い場合は多いと思います。

何かを行なう事で、感情・感覚に変化は生まれます。

何かしらの普段と異なる体験をしたいのであれば、選択肢の一つとして、頭に残しておいても良いと感じます。


以上です。