糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

誤字や記憶違いには気をつけよう

先日までにIBSの話をしていましたが、少し話を変えたいと思います。
 
私はこのブログを1時間程度で一気に書き上げています。
考えがまとまっていたらもっと早く完成しますが、テーマがぼんやりしていたり、検索・引用が多いと、その分どうしても時間がかかります。
あとはたとえ話とかですね。
たいして上手い例えでもないのに、引用して時間をかけてしまいます。
時間がかかっても質が良くなるとは限らないんですけどね。
 
で、下書きをして、ブログにコピペして軽く見直してから投稿するんですが、その程度なので誤字は生まれます。
それを修正する時間よりも、他の作業をする時間に充てたいと思います。
書き手のわがままですが。
 
ただ、文章の根幹に関わる内容での誤字や思い込みだけは何とか避けたいと考えます。
投稿前に「あ、やべー」となって慌てて修正する事も何度かあります。
その修正に抜けがあると、せっかく途中まででいい文章を書いていたとしても、最後で「何なんだ?わけわからん」という混乱や誤解を与えてしまいます。
こういう文章は自分への戒めでもあるのですが、そういう内容のブログやサイトは、結構あります。
 
一つ例を挙げると、
最後にノートに書き留めた山本義徳先生のビタミンに関する私が衝撃を受けたお言葉を掲載します
1. ビタミンは効果が無いという医者がいたら、それは無学である。
2. ビタミンは食事から摂取しろという栄養士がいたら、それは無知である。
3. ビタミンを勧めないトレーナーがいたら、それは無能である。
4. ビタミンの有効性を知り、それでも摂取しないのは、緩慢なる自殺である。

 

あるブログからの引用ですが、矛盾・違和感にお気付きでしょうか?
この文章だけを見ると、「ビタミンは良いものですよ」という事を言いたいと感じるのですが、着目点は2番目です。
栄養士は、食事により栄養を取り込む事を大前提で話をします。
それなのに、ビタミンを食事から摂取するなという事が正解であれば、どうしたらいいのでしょう??
経口摂取がダメなら、静脈注射・点滴で対応しろという事なのでしょうか?
他の項目であれば理解出来る内容ですが、2番目は真逆です。
私も衝撃を受けました。
何をメモしたのか?
本当にノートに書き留めたのか?と疑問が生まれます。

ちなみに、山本義徳氏のブログでは
余談となるが、facebookで友人の投稿を見ていたら、某トレーナー団体のセッション内容が少し紹介されていて、「やってはいけないこと」として、低炭水化物ダイエットが真っ先に挙げられていた。
あまりにも呆れたので、口を極めて罵らせていただこう。超超基本的なこと3点。
1. ケトーシスは身体に悪い、という医者がいたら、それは無学である。
2. 脳のエネルギーはブドウ糖だけである、という栄養士がいたら、それは無知である。
3. ローカーボだと筋肉が落ちやすい、というトレーナーがいたら、それは無能である。

 


と、近いものならあります。
私は過去にこの内容をツイッターで見た事があったので違和感をすぐに感じることができましたが、皆さんはどうだったでしょう?
最後の最後でこのような話をされたら、かなり期待値や信頼度が一気に失われてしまいます。
そうならないで良いように気を付けて、ブログを更新していきたいと思います。
今回は、ここまで。