糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

朝食を食べているのか?食べてないのか?

 健康診断を受ける際に、事前に聞き取りが行われます。

その中の一つに、「朝食は週3回以上食べますか?」というものがありました。

 

どう回答しようかなぁ・・と考えてしまいます(笑)

 

朝食という意味が「起床後朝九時までに食べるもの」というものであれば、「食べてない」となります。

ですが、「最初の食事」というものであれば、「当然食べていますが、何か?」となります。


ちなみに、あるサイトにありましたので抜粋です。

 

「欠食」とは「食事をしなかった場合」はもちろんのこと、「菓子、果物、乳製品、嗜好飲料などの食品のみを食べた場合」、そして「錠剤などによる栄養素の補給、栄養ドリンクのみの場合」も含まれるそうです

 

この欠食の定義は、「国民健康・栄養調査」における欠食の定義です。


通常の定義は、以下のように使われます。


食事をとらないこと。また、貧困のために、満足な食事がとれないこと。「朝食を欠食する」「欠食児童」

 


朝食の種類の定義も曖昧ではないかと思います。

「何を食べる事が朝食になるのか?」

という事です。

ちなみに、「食事」の定義です。

食事(しょくじ、meal)とは、栄養をとるために毎日習慣的に何かを食べることである。
また転じて、その時食べるものを指すこともある。

食事とは、基本的には栄養、すなわち人間が生命を維持し活動し成長をするために必要な栄養素を摂る行為である。
通常は何らかの食材を調理してできた料理、あるいは食品を食べる形が一般的である。
ただし、栄養をとるためとは言うものの実際には人間は、栄養素の摂取のためだけでなく、家族や仲間と一緒に「満たされた時間」を和やかにすごすため、《分かち合い》を実感するため、味を楽しむため、料理を作ってくれた人(家族や親類など)の愛を実感するため、等、様々な目的や意味を込めつつ食事をしている。

 


これにあてはめると、「栄養たっぷり」(?)と言われる果物・野菜でつくったスムージーだけを飲んでも、「欠食」扱いになるようです。

また、「色んなフルーツを食べました」でも、「チーズ・ヨーグルト・牛乳」だけでも欠食になるようです。

 

ちなみに、嗜好飲料とは以下の通りです。

 

嗜好飲料とは、個人の嗜好を満足させるために用いられる飲料を指し、「茶類」「コーヒー」「清涼飲料」「ジュース・果汁入り飲料」「スポーツドリンク」などが挙げられます。
糖類を含む嗜好飲料の多飲はエネルギーの過剰摂取となり、肥満をきたすおそれがあります。

 

あと、菓子パンもダメなようです。ですが場合によっては総菜・調理パンはOKだそうです。

菓子パン(かしパン)とは、表面に甘い味を付けたり甘味のある具を入れたりして、菓子としての要素を強化した種類のパンである。

代表的な菓子パン
メロンパン
チョココロネ
あんパン
ジャムパン
クリームパン
チョコレートパン
ピーナッツパン
揚げパン
黒糖パン(コッペパンの変種)
マーガリントースト

 

調理パン(ちょうりパン)とは、通常のパン製造工程とは別に調理した具材を、乗せたり挟み込んで作られるパン。
または、パン製造過程における加熱を、乗せた具材の調理に用いたパン。
通常のパンに比べ、消費期限が短い。狭義の場合サンドイッチそのものを調理パンと呼ぶ場合もある。

「菓子パン」と「調理パン」はそれぞれJICFS分類基準の111303と111305で定義されているが[1]、「惣菜パン」は定義されておらず、食品表示は各製造者が独自判断で行っている。

代表的な調理パン
サンドイッチ
ホットドッグ
ハンバーガ
ピロシキ
ミートパイ
焼きそばパン
コロッケパン
カレーパン
玉子パン
ロールパン

 


私から見たら、ピーナッツパンも焼きそばパンも変わらないようにしか見えないのですが。

でも、調理パンだったら、「朝食を摂ったぜ!!」と主張する事ができるようです。

どちらかというと、ピーナッツパンの方が栄養価が高そうなイメージがあるのですが、私だけでしょうか?

 

少し、続けましょうかね。