糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

身体が喜ぶ食事って何?

さて、よく耳にする言葉だと思います。
 
「心も身体も喜ぶ食事をしましょう!」
とても共感を得やすいキーワードです。
 
ですが、「じゃあ、それってどんな食事何ですか?」という事について、皆さんはどのように考えるでしょうか?
 
検索をしました。
 

・陰陽バランスが大事
・血液中比率・バランスを意識する

 

ちなみに、書いてる最中にふと思いましたが、
陰性よりタイプの方の体質傾向
中庸に寄らせるために、野菜の煮物やお味噌や醤油の陽性調味料で味付けした料理や玄米を中心の食生活をおすすめします。

 

陰性から中庸に持っていくなら肉を食べさせる方が一気に中庸から陽性より効率的に変えてくれるのではないか?と思いますが、勧めているのは野菜です。
頑なに肉を拒絶してますね。
流石マクロビ。
 
元気な人は野菜と果物を食べている。野菜の身体の生まれ変わり効果
身体が喜ぶ野菜や果物を中心とした食事を摂ることで、質のよい細胞が生まれます。
身体が喜ぶ食事を摂ることで太りやすい体とか乾燥肌といった体質・肌質も改善にも繋がるので、毎日の食事の質は重要です。

 

気になるのは、野菜・果物全てが「身体が喜ぶ」ものになるのか?それとも、身体が喜ぶものと喜ばない野菜・果物があって、その中で「身体が喜ぶもの」をチョイスする事が大事という事でしょうか?
身体が喜ばない野菜・果物を紹介してないので恐らく前者でしょうね。
とにかく野菜・果物を食えという感じでしょうか?
野菜や果物を中心とした食事とは、どんな食事でしょうか?
それ以外は何を食べたらいいのでしょうか?
そういった詳細や割合が見当たりません。
 
1.ゴールデンバランスを習慣にする(基礎コース内容)
健康美を意識すると、どうしても野菜だけ、果物だけ、大豆製品だけ、という風に偏りがちです。
しかし、カラダの代謝を上げるために必要な食材は、大きく分けて3つ。
たっぷりの野菜
質のいいタンパク質
適量の炭水化物
これらを「量」と「質」を考慮して毎日いただくことが、真の健康美を手に入れるための近道です。

 

摂取割合は分かりませんが、野菜>糖質≧たんぱく質の印象を受けます。
適量の穀類と果物となりますし、糖質量は野菜よりも場合によっては多いでしょうね。
とりあえず果物を摂取するという事で、糖質量たっぷりの食事という印象は受けます。
そもそも「真の健康美」ってなんでしょうかね?
基準は別に一つでなくていいんじゃないんですか?
「身体がよろこぶいたわりごはん」をテーマにしてレシピが寄せられてますが、基本的に野菜・穀類・豆腐(豆製品)ばかりで、豆類以外のたんぱく源は、鶏肉くらいでしょうか?(全部は調べてないです)
いずれにしても野菜を中心として、レシピを考えられています。

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何を食べるかの選択は「食べたいもの。」それだけでした。幸いにも野菜好きな祖母と同居していましたので、茹でたり煮たりした野菜料理は食べていましたが。
ローフードを知ってからは、「心が欲しがっている」ものよりも「体が欲しがっているもの。」これを基準に選択します。食べ過ぎた食事の後は、スムージーだけ、もしくは食べない。身体をリセットするように心がけます。
(中略)
「心の栄養=食べたいもの」を食べた後は「体の栄養=食べてほしいもの」を与えようと。さらに食べたいものばかりでは体に十分な栄養がいかないことを、子ども達に説明することにしました。

 

健康的な食生活を始めるには

 

トマト、ニンジン、ほうれん草など非でんぷん質の野菜を食べましょう。ジャガイモの消費を減らすことをお勧めしますが、食生活から排除する必要はありません。

 

脂身のない肉や鶏肉、七面鳥、魚などから健康的なタンパク質を摂りましょう。牛や豚などの赤肉、特にベーコンやソーセージなどの加工肉を食べるのは控えましょう。

 

全粒穀物を選びましょう。玄米、全粒パスタ、全粒粉パンなどは、含まれる繊維の量を考えると精製された白いものよりもより健康的です。結果として、血糖値がゆっくりと上がり、満腹感を得やすくなります。

 

植物油を使いましょう。オリーブオイルやキャノーラが良いでしょう。バターには飽和脂肪酸が非常に多く含まれているため控えましょう。

 

砂糖のたくさん入った飲み物、例えばソーダ、ジュース、ソフトドリンク、加糖アイスティーなどは飲まないようにしましょう。一番良いのは天然の果実で少し風味を付けた水です。

 

七面鳥は現実的ではありませんが、牛・豚は基本避けるようにと表現しています。
 
食事は「身体に栄養を補給する役目」だけでなく「心に栄養を補給する役目」もあるのです。ですから、毎日の食事は簡単に「幸せな気分」になれる強力なツールです。1日1回はあなたの気分が上がるようなシチュエーションで心と身体が喜ぶ食事をして、幸せに浸りましょう。
また「正しい食事」にこだわりすぎて、神経質になったり、ストイックに気を使うことが負担になっている場合も、その考えを手放しましょう。
食事によって体調を改善したいなら、食材や栄養バランスに気づかうことも大切ですが、心から食事を楽しめるよう意識することの方が重要かもしれません。
 
ヨガと瞑想をすると、ごちゃごちゃ考えなくても自然に「心と身体が喜ぶ食事」を選択するようになり、食欲もコントロールできます。「幸せな食事」をしながらも、ダイエットやスタイルアップにもつながり、まさに一石二鳥なのです!

 

最後のまとめはよく理解が出来ないのですが、シチュエーションが大事という話をしています。
さらっと「正しい食事」と書いてますが、正しい食事ってそもそも何でしょうね?
私は知りません。
食事の作法に対しては「正しい」「間違っている」というのはあるとは思いますが、食事に「正しい」「間違っている」があるのでしょうか?
どこからどこまでが正しいのでしょうか?正しい・正しくないの基準は何でしょうか?
この文脈からだと、正しい「シチュエーション」を追求しているという事でしょうか?
それとも「毎食SNSにアップできるような、ステキな食事」が正しいのでしょうか?
軸がわかりにくいです。
 
私が思う“身体が喜ぶ食事”というのは、
◆ 旬の食材を中心にした食事
◆ 食べる人の体質に合った食事
・・・の2つ。
ただ、どちらか片方じゃなくて、この2つをかけ合わせることで、あなたにとっての“身体が喜ぶ”食事ができあがります。
 
冬は、寒さから身を守るために、身体も心もエネルギーを蓄えようとする時期。
その後の春は、デトックスの時期で、冬に蓄えたものを排出する時期。

 

旬が大事という話は私も肯定します。
旨いですから。
ですが、レシピを見る限りでは、ほとんど野菜ばかりが紹介されてますね。
魚にも旬があるのですが・・・。
後半の「排出」とありますが、よくわからないのでスルーします。

色々と短評を交えながら紹介してきましたが、ベースとしているのは、「野菜」だという印象を強く受けています。
野菜・大豆(豆類)、おまけ程度で玉子・魚・鶏という感じですね。
 
私は不思議でならない部分があるのですが、
 
「なぜ、胃腸が疲れている時に食べる食事というのが、雑炊・うどん、またレシピのように野菜・豆類が中心となるのでしょうか?」
 
私は、食物繊維を含む食品は、ほとんどが消化に悪いと考えます。
食物繊維が豊富に含まれている程、消化は悪くなるという事です。
食物繊維は消化出来ませんから。
それを含まない肉・脂が消化に良いと考えます。
胃には消化酵素がありますが、たんぱく質と脂質のみです。
糖質・食物繊維の消化酵素はありません。
ですので比較して消化に長い時間がかかり、溶かすために多くの胃酸も必要とします。
 
これが身体に優しい食事なのでしょうか?
私には理解が出来ません。
 
長くなったのでここまでにしますが、次回でやっとこのテーマの最終話に出来そうです。