糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

健康診断の結果が届きました

話は変わりますが(笑)

先日、一般健康診断を受診しました。

 

それで今回は、ゆるやかな糖質制限(最近は少し徹底しだしました)を実施していますが、どのような結果になったのかという話をお届けしたいと思います。

 

糖質制限を行なう事で、どのようになるのかをお伝えできればと思います。

で、去年との比較というのも良かったのですが、データを無くしてしまいました(涙)

それでも諦めきれずに探していたら、平成26年(2014年)のものが出てきました。

 

約4年前です。

 

この頃の私は、まだ糖質制限を実践出来ていない状態です。

専門学校に通学し、お昼休みにはおにぎりを頬張っていたような生活をしていました。

甘い物を食べる事にも抵抗はあまりなかったです。

元々甘い物が苦手だったため、調理実習でお菓子が出ると、一口だけ味見し、他の生徒に「食べなさい」と押し付けていました(笑)


なので、糖質制限実践前の自分と、実施して3年程度になる自分との比較を行ないたいと思います。(多少抜けている部分はあります)

現在(検査当日)
体重 69.0kg
BMI23.0
腹囲 83.0cm
視力 両方とも1.5
血圧 117~64

 

血液検査の比較(2018 / 2014)

肝機能
AST 16 / 20
ALT 14 / 22
γ‐GT17 / 29

血中脂質
中性脂肪      46 / 82
HDL       75 / 75
LDL      180 / 125

腎機能
クレアチニン  0.65 / 0.79

代謝
血糖値       91 / 90
HbA1c    5.3 / --
尿酸値      6.5 / 6.1
白血球数     3.8 / 5.1
赤血球数     462 / 512
血色素量    14.1 / 15.8
ヘマトクリット 45.0 / 48.7
血小板数    18.7 / 21.5


こんな感じです。

血中脂質の中性脂肪が4割程度減少
HDLは変わらず、LDL増
肝機能はよりリスク値は減少してます。


基本、これなら私はコレステロール値は良い値だと思っています。

省略して抜粋しますが、

 

HDLの値でも正常値の40を境にPhenotype A とPhenotype Bは逆転します。
HDLが60もあればほとんどは良いLDLです。
LDLコレステロール値を見たときに、LDLの中身を考えると中性脂肪値ができる限り低く、HDLコレステロール値が高い方が「善玉」LDLがいっぱい存在するのです。
値だけに翻弄されてはダメです。

最近は中性脂肪/HDLコレステロール比(以下TG / HDL-C比と表します)を心臓病のリスクの指標にしようという考えがあります。

TG / HDL-C比は、冠動脈疾患の発生率および程度と強く相関することが、多くの研究によって判明しています。
ある研究では、TG / HDL-C比が4より大きいことが、冠動脈疾患発症の最も強力な独立した予測因子であるとしています。

理想のTG / HDL-C比はというと

2未満のTG / HDL-C比が理想的
4以上のTG / HDL-C比が高すぎる
6以上のTG / HDL-C比はさらに大きな危険!

ちなみに私の最新のTG / HDL-C比は0.7です!

 

promea2014.com


私の数値で計算すると、TG(中性脂肪) / HDL-C比は、46/75となり、0.61となります。
4年前の私だと、82/75で1.09です。

非情に良い結果・改善と言えるでしょう。


総合判定としては、「要医療」という事で、コレステロール値を下げる薬を処方してあげるからねという診断を受けるために行かないといけないのだと思います。

 

私自身の判断ですが、コレステロールに関しては、特に対応は不要だと思います。

多分薬を飲んでも、下がらないでしょうから。

 

コレステロールに関して質問を受ける事があります。

「悪玉コレステロール(LDL)だけが高いんです。」

そういった人には、「中性脂肪が低くHDLが高ければ、基本は問題無いですよ」と私は答えてます。
もちろん、全体を見ないといけない部分もありますが。


皆さんの検査結果はいかがだったでしょうか?

良ければ、比較してみて、好ましくない結果であれば、ぜひ、ご相談をいただければと思います。

無料カウンセリング実施中ですよ。


今回は、ここまで。