「ダイエット」と「ボディメイク」の違い論
前回の続きです。
私は「TRDダイエットプログラム」を運営しています。
私は何かしらの行動を取る際に、いつも気を付けている事があります。
このブログでもそうです(出来てない部分もありますが(笑))。
「言葉の定義をハッキリする事」です。
同じ言葉にしても、人によって思い起こすイメージは変わります。
ですので共通認識を生み出し、誤解を与えないためにも「言葉の定義をハッキリする」という事は、とても重要です。
北陸か東北の方の方言で、「わかんね」という言葉があります。
ある転勤してきたセールスマンが家に直接セールスをしに行った時に、年配の方から「わかんね」と言われました。
それで、そのセールスマンは、商品の説明が不足していると、熱心に話をしました。
さらに年配の方から「わかんね」と言われました。
そのセールスマンは、さらにかみ砕いて商品の説明をしだしました。
すると年配の方が激怒し、「わかんねといってるだろ!さっさと帰れ!!」と発言されました。
その地方では、「わかんね」という言葉は、「いらない・不要だ」という意味で使っていたという小話を聞いた事があります。
それはともかく。
あるパーソナルトレーニング会社では、
「ダイエットとボディメイクに特化しています」とアピールをしています。
両方に特化しているという割には、ボディメイクでなく、ダイエットだけを言葉として多用しているように見受けられます。
「ボディメイクを続けられた」
ではなく、
「ダイエットを続けられた」
という表現ばかりです。
他の最大手パーソナルトレーニング会社では、
「10年後も太らないためのボディメイク」
という表現をしています。
「ボディメイク達成者〇〇人突破!!」という表現をしていたり、「「人生」を変えるダイエット」「リバウンドしないダイエットを始めよう」という表現もしています。
ここで確認しないといけないのですが、皆さんは、「ダイエット」と「ボディメイク」にどのような印象を持っているでしょうか?
ダイエットを①、ボディメイクを②とします。
a.①と②は同義(①=②)
b.②は①の中に含まれている(①≧②)
c.①は②の中に含まれている(①≦②)
d.①と②は別物(①≠②)
皆さんは、上記の4つだったら、どれだと考えますか?どのように考えますか?
例として挙げたパーソナルトレーニング会社では、どのような意味で使っているのでしょうか?
皆さんに考える時間を与えたいのと、少し長くなるので、次回に回します。
今回は、ここまで。