去年最も食べられたダイエット食品
食事管理アプリ「あすけん」( https://www.asken.jp/ )において、2018年1月~10月末までに250万人のユーザーが登録した食事記録1.2億件から、もっとも多く食べられた市販食品を集計。【2018年 ダイエッターに最も食べられた市販食品ランキングTOP10】1位 :フルグラ(カルビー)2位 :マルチビタミン(DHC)3位 :1日分の野菜(伊藤園)5位 :QBB ベビーチーズ(QBB)9位 :チョコレート効果 カカオ72%(明治)(2018年1月~10月末に「あすけん」に登録されたデータを集計)
との事です。
正直な話ですが、
「ダイエットをする(痩せる)事を目標とする人が、なぜ、このような加工食品を食べているのか?」
という所が気になります。
という所が気になります。
1位:フルグラ(カルビー)記録回数:514,162回あすけんでは集計を開始した2014年度より連続第1位のフルーツグラノーラ。食物繊維や鉄、ビタミンB群などが多く栄養豊富な食品。朝食の定番として、牛乳はもちろんのこと、ヨーグルトや豆乳と併せて、不足しがちな栄養素をまるごと手軽に食べられるフルーツグラノーラは不動の人気です。
ビタミン剤やプロテインは、まだ分かります。
ですが、なぜ、フルグラをこれほど多くの人が「ダイエット目的のため」に食べているのでしょうか?
糖質量を確認すると、100gあたり73.2gです。
一食の目安は50gという事なので、31.6gの糖質量となります。
また、これは牛乳や豆乳と一緒にかけて食べるので、牛乳200mlで134㎉、糖質9.6gとなります。
合計41.2gです。
かなりの量です。
ちなみに、ご飯茶わん一杯150gとして、糖質量55.2gです。
食物繊維・鉄・ビタミンB群・カルシウム・カリウム等の栄養素は得る事が出来るようです。
ですが、この糖質量と引き換えに得てもダイエット(痩せる)という事には繋がりにくいと考えます。
他のサイトでもメリットデメリットが記載されていました。
■メリット・食物繊維が豊富なので、便秘解消、腸内環境の改善、血糖値の上昇の抑制、血中コレステロールの低下、糖質や脂質の吸収抑制など・栄養素も豊富(ビタミン、ミネラル、食物繊維)・腹持ちが良い(歯応えがあり咀嚼回数が増える)
■デメリット・白米よりカロリー・糖質が高い→ご飯1膳160gで約269kcal、糖質58.9g、フルグラ160gで約713cal!糖質101g!※しかもご飯の糖質は吸収されにくいデンプンが主体ですが、フルグラは脂肪になりやすい単糖類、二糖類が多い!※牛乳をかけるので更に数値は増えます。・タンパク質とカルシウムが少ない→牛乳やヨーグルトをかけて食べても若干少ないですので、万能なタンパク源の卵を食べましょう。
これとは別のサイトでは
「適切な量(1食50g)を順守すれば、太る要素はない」
としていますが、何をもって「太る要素はない」としているのでしょうか?
また、便秘が解消!というアピールもしているのですが、以前の投稿でも話をしましたが、便秘と食物繊維は直接は関係しないと考えます。
あるテレビ番組では、
「キウイを食べましょう!それでもダメならオリーブオイルをスプーン1杯食べましょう」
というような案内をしています。
市場は、何故か分かりませんが「食物繊維万能説」を唱えています。
不必要とは言いませんが、便秘に直接影響を与えないと考えています。
影響するのは「脂質」と「マグネシウム(ミネラル)」です。
水を飲んだり腹筋を行ってもダメだった便秘が解消したのは、フルグラのおかげだと紹介している人もいますが、恐らく、他の要因であるとみていますし、ひょっとしたら盛っているのかもしれません。
個人の感想だとみています。
という事で、なぜダイエットで「フルグラ」をチョイスするかは分かりませんが人気のようです。
私だったら絶対おすすめしません。
とりあえずこのテーマはここで終わります。
次回は便秘に関連しますが、「宿便」についてです。