一般的なファスティングを行なう事で起きている身体の変化
前回の続きです。
さて、一般的なファスティングというのは、今まで引用してきたものを指しますが、主に
というグループを指してます。
実施した結果、「ダイエットに成功した!!」「体重マイナス〇キロ!!」と声高にアピールしています。
ですが、本質的にはほとんど変わっていないと感じます。
ただ単に身体に含まれている水分量が変化した程度だと感じるからです。
それは準備食を見ても感じる事は出来ます。
まずは準備食、食材を揃えました。ちなみに摂らないほうが良いものは肉!魚!卵!乳製品!カフェイン!アルコール!トランス脂肪酸!(普段から摂らないほうが良い)精製食品~白砂糖、精白小麦!私は普段からアルコール飲まないトランス脂肪酸系も極力食べないカフェインもほぼ飲まないのでこの三日間は特にお肉、お魚、そして小麦系の炭水化物、を摂らないようにしました!摂ると良いものは【玄米】そして【マゴハ(ワ)ヤサシイ】だそうです。
この方はファスティングマイスターの資格を取っているそうなのですが、なぜか「だそうです」「だそう」「などとのことだった」と、全て伝聞のような表現をしているのが不思議です。
それはともかく
マゴワヤサシイというのは、身体に良いとされる食品群の頭文字です。
割愛するので、ご存知ない方は下記リンクから
さて、この中から準備期には魚類を避け、肉類も避け、卵も避け、という傾向の食事をしていきます。
理由は、
肉、魚などに多くふくまれるタンパク質は消化に負担が掛かり、タンパク質に含まれる窒素はアンモニアのガスを出し腸内腐敗を起こします他にも、ファスティング前に油っこいものを多く摂ると、血中脂質が多くなり、体内の脂肪より、先に血中の脂質から使われるので、思ったように減量効果が出ません。
という事がベースにあるようです。
これについては後述するか放置するかどっちかにしますが、この傾向のため和食中心の食事になりやすく、さらに脂質も抑えられるような食事となります。
つまり、摂取するエネルギー源が「ほぼ糖質」の状態になっていきます。
砂糖は避けるが、糖質を摂取するという、よく分からない方法論をアピールしています。
んで、回復食として、「糖質たっぷりの重湯やおかゆ」を食べたりします。
ケトン体は、糖質(血糖値)が標準値以上の数値となると、糖質依存となるのでケトン体は排出されにくくなります。
血糖値が標準値(血糖値が乱高下しない)の状態にある事で、ケトン体がエネルギーとして利用されるため増加(分泌)していきます。
ファスティングの目的として、
ファスティングはダイエットが第一目的では無く、ケトン体を通常の100倍以上分泌させ、内臓脂肪や中性脂肪、神経細胞周りに付いた脂肪を燃焼させる事で脂肪細胞内に溜まった有害物質をデトックスし、消化に使っていた酵素を抑え、代謝酵素をたくさん働かせる事で、新陳代謝を活発にし、細胞の生まれ変わりを促進させ、細胞内に溜まった有害物質もデトックスする事で、体を生まれ変わらせる事ができます。
(上記リンクより)
としています。
ただ、正常なターンオーバーに必要なのは、身体を作るための栄養素である「たんぱく質」「脂質」(他ビタミン・ミネラル等)です。
エネルギーだけしか与えない糖質では、むしろターンオーバー周期を遅らせる結果となります。
その二つを避けて、糖質中心の環境を作り上げ、「ケトン体を通常の100倍以上分泌させる」とするのは、一貫性が無く、矛盾していると考えます。
行動と結果が伴わないと考えます。
という事から、なぜ「酵素ドリンクが素晴らしい!」としているのかが理解できません。
むしろ逆効果にさせているとしか思えないのです。
非日常的な事をするのに、何かしらの特別なアイテムが必要という事なのでしょうか?
そのための販促活動なのでしょうか?
「これさえあれば・・・」的な。
今回は、ここまでにします。