糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

食事を変えるだけでストレスに強くなる身体に変化出来る

先日、ツイッター上で精神的に追い込まれて鬱状態パニック障害などの精神疾患を患っている人の姿勢で共通している部分があるという投稿を見ました。
 
基本的に前かがみの姿勢となっているのですが、それにより呼吸が浅くなったり、血流が悪くなったりと良い影響を与える訳がありません。
逆に、胸を張って、姿勢の良いうつ病パニック障害の人を見た事がありますか?
あるセミナーに参加したことがありますが、スキップをしながら鬱になる事は無いと教えてもらいました。
体の使い方・姿勢等によって、日常は大きく変化していく例の一つです。
 
行動や考え方によって、大きく身体に変化を産み出していきます。
 
さて、私は栄養士なので食事内容に着目していきますが、皆さんの食事はどのような内容でしょうか?
医療機関から紹介されたものでしょうか?
書籍等で仕入れた知識でしょうか?
これまで通りのものを習慣的に食べているだけでしょうか?
それを継続して、ストレスを感じにくくなっているでしょうか?
その食事内容を継続して、身体の状態を良い方向に変化させる事は出来ているでしょうか?
 
よくツイッター上で見かけるのは、「大事な〇〇があるから、〇〇を控えるようにしている」という内容です。
改善しやすい・発症しにくいというのであれば、それはそれで良いと思います。
でも、それは一時しのぎでは無いのでしょうか?
また、それで起こりにくくなるという事であれば、その食事内容を継続する事が必要では無いのでしょうか?
それが改善の糸口となるのではないか?考えるのですが、それを「最終手段」として普段は行っていないような印象を受けます(実際は知らないです)。
一時的に良くなった(起きなかった)としても、しばらくしたら元の状態に戻るし、また食事を気をつければ症状を抑える事が出来るから普段は気にしないというスタンスなのでしょうか?
それとも、ストレスを理由にして、「食事でも気を使い過ぎてストレスを感じたくない」という事なのでしょうか?
感じ方はそれぞれなので断定はしませんが、「ストレスを感じたくない=我慢したくない」という事であれば、本末転倒のような気がします。
 
ストレスを受けるという事の対処方法は2つあると思います。
①考え方を変えて、受け取り方を変化させ、物事を小さく処理してストレスとしないようにする(受け止め方視点)
②ストレスを受けたとしても、耐性を強化して、影響を与えにくくする(投げつけられても跳ね返すような抵抗力アップ)
 
①の方法は散々言われていると思います。
ストレスマネジメントという表現になるでしょうか?
そこは専門家に任せますが、私は栄養士なので、②の部分に着目します。
 
ストレスもそうですし、感情の起伏であったり、心の余裕の有無という部分は、最初の姿勢部分も影響を与えますが、食事内容も大きく影響を与えます。
ここはもう一般的にも言われてますのでそのまま表記しますが、「糖質」が大きく影響します。
 
糖質により、血流が悪くなり、栄養や酸素が行き渡らなくなる。
糖質により、強い中毒性が生まれ、血糖値が下がると感情の起伏が激しくなる。
糖質により、身体に疲労感や睡魔を与えやすくなり、生活の質を下げてしまう。
 
というように言われていますし、当養成所でもこれは念頭に置いて、色々な方に情報提供しています。
ストレスが要因として挙げられるIBSですが、高価な薬を服用しなくても、食事内容を変えるだけで身体を変化させる事が出来るのであれば、素晴らしいと思う訳です。
そして、頼らざるを得ない最後の切り札として服薬をするのは止めませんが、最初から当然のように薬に頼るだけの生活をしたら、基本的に一時しのぎな場合が多いため、根本を解決しません。
少しずつ蝕まれてしまい、ダメージを蓄積してしまう可能性だってあります。
 
私は栄養士なので、「薬に頼らず、食事内容を変えるだけで健康にする」という事を念頭に置いてます。
 
人間の身体は、食べた物で作られています。
今の状態は、これまで食べてきたものの蓄積の結果です。
その食習慣を変える事で、今の身体から健康な状態への変化を促すのを目指すのが、今回のモニター募集しているIBS食事療法となります。
 
今を少しでも変えたい方。
ぜひ参加をお待ちしております。