メリットデメリットの2例目
前回の続きです。
早速ですが、正解は「糖質」です。
ちなみに、先日紹介したゴボウの記事は、2015年のもののようです。
この著者も、当時はそこまで糖質には着目してなかったのかもしれませんね。
2017年11月18日の記事に、ご飯についてのテーマで話していました。
ここでは糖質量について触れていますが、残念ながら、主軸は「カロリー」です。
糖質についてのメリットデメリットには、ほぼ触れていません。
カロリーには触れていますが、そのカロリーの中で何を意識すればいいかについて触れてないのは、とても残念です。
「カロリーは減らせば良い」だけではないですから。
そもそも、「低カロリー = 健康・ヘルシー」という考え方自体がおかしいとも思っていますが。
さて、話を戻します。
ゴボウの糖質量は、100gあたり9gです。
それを多いか少ないかは、考え方によると思いますが、私は多いと感じます。
私は糖質量摂取基準を、1日あたり20g以下にしていて、少なければ少ないほど良いと考えるからです。
白米を茶わん一杯(平均150g)食べると、糖質量は55.1gです。
そのような食生活をしているのに、カロリー重視の論調では私の心は揺れません。
いくら「栄養が良い」「健康に良い」と言われても、それに糖質量が20g以上も含まれているのであれば、口にする頻度は限りなく少なくなっていきます。
ですので食べるのであれば、月に一回程度となるのは必然となるわけです。
そして、それくらいの頻度で満足出来ています。
続いて、玄米についての話をしたいと思います。
色々なサイトはありますが、基本的には、
「身体にいいから食べましょう」
「私にとっては良いと感じる」
「栄養価が高いので、デメリットよりもメリットが大きいです」
という論調ばかりです。
上記に挙げたサイトの中で
ネット上には玄米の危険性を必要以上に強調しているものが多数ありますが、客観的に見て、胃腸に不安がある人以外は心配せずとも大丈夫だと思います。
という文章がありました。
いやいや、まるで血糖値にふれていないですし、どんな客観的視点での発言なのか、意味が分かりません。
そもそも、メリットだと考える論調の人は、「基本的に、穀類を食べる」「白米を食べるよりは玄米の方がいい」という考え方をする傾向にあると思います。
ですが、私の視点から見れば、「糖質が多いのであれば、栄養価が高いとしても口に出来ない」となります。
糖質が低いものだけで、人間の身体は作る事が出来るし、健康を維持できるからです。
なりたい身体になるため・ボディメイクのために必要というのであれば、短期であれば特に止めませんが、長期になる程、健康からは離れていくと考えます。
こういった感じで、視点をどこに置くかで、印象は大きく変わります。
どんなモノだったとしても、メリット寄りの視点でかけば印象は良くなるし、デメリット寄りの視点でかけば、印象は悪くなります。
ゴボウも玄米もそうですが、必要な栄養素があったり、食感が好きというのであれば、食べれば良いと思います。
私もそうですから。
ですが、視点によっては大きなデメリットがあるにもかかわらず、その話をしないで勧めるのは、無責任ですし、印象操作をしているだけだと感じます。
食物繊維も、玄米やゴボウで摂らないといけないわけではありません。
ビタミンB群も、玄米で摂らないといけないわけでもありません。
「白米と玄米を比較してどっちを食べるのか?」
という視点であれば、私は参考にしたいと考えます。
「玄米を食べると健康になる」という視点であれば、私は否定的な印象を持ちます。
という感じの事を、色々なサイトを見ながら思いました。
もう少し続ける事も出来ますが、今回はここまでにしたいと思います。
以上です。