ポジティブな内容は、ネガティブな内容を払拭できるのか?
前回の続きです。
さて、最初に話しておきますが、私はゴボウは好きです。
うどんの具材でのごぼう天や、ゴボウのかき揚げも、煮物も、サラダも好きです。
そこの所は誤解の無いようにしておきます。
たまたまサイトで見つかったから、ゴボウを引用しているだけです。
それでは、話を進めます。
ゴボウに関してのネガティブなキーワードとして、
・栄養はほとんど無い
ポジティブなキーワードとして
・アルギニン含有
・食物繊維多い
・ミネラル豊富
という内容です。
まず、最初から少し矛盾している部分がありますね。
ミネラル豊富というのは、栄養があるという事では無いのでしょうか?
栄養
栄養(えいよう、英: nutrition)とは、生物が体外(外界)から物質を摂取し、それを体を構成したり(維持したり)生活活動を行ったりするのに役立たせる現象。
以前は「営養」と表記されることも多かった。なお「栄養」は体外から取り入れられる物質のことも指しているが、取り入れられる物質は、より厳密には「栄養素」と呼ばれる。
栄養とは生体が外界から物質を取り込むことや、とりこむことにより体の機能を維持したり高めたりすることである。
別の表現をすると、口から入った食品を消化・分解・吸収などを通して利用する、健康に生きてゆくための様々な営みを指すための総称である。
生物はこうした栄養という営みを通して体を構成する成分を作り、体内でエネルギーを生み出して生きている。ウィキペディア参照
栄養には以上のような定義があるが、ポジティブな内容でミネラル豊富とつなげるのであれば、「多くの種類の栄養素はそこまで多くないが・・・」というような前置きをする方が良いと感じる。
また、ポジティブな内容部分には上記の「アルギニン」「食物繊維」「ミネラル」というのを列挙しています。
とても残念なのが、
「何と比較して、「多い」「豊富」としているのか?」
「どれくらいの基準・レベルから、「多い」「豊富」としているのかの数値が示せてない」
というものです。
こういった紹介のページでは、非常にこの手法が多いです。
読者のイメージに依存するような論調になっているため、情報弱者であればあるほど、簡単にイメージを操作されてしまいます。
多いというのであれば、何と比較してというのをしっかりと示さないと、相手には伝わりません。
筆者が何と比べているのかが記載されてないと、イメージや情報を共有できません。
これだけのふわふわとした情報だけで、「ゴボウは良いから食べましょう」というのであれば、
なんだかごぼうの回し者みたいな記事になってしまいましたが(^^;
それでもごぼうはやっぱり栄養満点!ということがわかりましたね♪(※回し者ではありません!)
と記載されても、ごぼうとの繋がりの疑惑は深まるばかりです。
また、ここには私の視点からだと最大のデメリットがあるのですが、それに対しては一切記載がないです。
それがあるからこそ、私は毎日食べないし、食べても月に1回程度しか食卓に並ばないです。
それは何か?
恐らく、私のブログを見ている人は、「あれかな?」と連想出来ているかもしれませんね。
それでは、解答を含め、次回に続けます。