糖質制限食に対する偏見と知識不足
前回の続きです。
某有名メンタリストの人が、「糖質制限は逆効果。権威の高いランセットでも否定されている!」と主張されていました。
彼は、寝る前に欠かさずフルーツを食べているそうです。
彼の主張として、
- 朝抜いて、夜糖質を摂ると、眠れやすくなって、脂質も燃焼する
- 野菜や果物や穀物が減るのが困る
- お腹が空くから肉を喰う事になるが、動物タンパクを食べると、老化が進む
- フルーツを食べないとやる気が落ちる
- 寝る前にブルーベリー100gとキウイ2個を食べている
という様な事を話しています。
よくわからない主張です。
ユーチューブでなく、文章で挙げているものを見つけたので、貼り付けておきます。
これ以上視聴者数が伸びるのは良くないと思いますから。
彼の主張が間違っているという反論は多数上がっているので、確認いただければと思います。
ドクター江部の糖尿病徒然日記
みっちゃんが糖質制限について考えていく
in Wonderland ~診療情報管理士の医療情報多めの日記~
挙げればキリが無いのでこれくらいにしますが、あとは検索すれば簡単に出ますので、ご覧いただければと思います。
さて、誤解されやすい糖質制限食について、色々と否定的な意見を聞きます。
そういった人は、自己流であったり、イメージを優先して実践していないにもかかわらず否定している人が多数存在するのではないかと考えています。
今回は、その後者の主張の一例について、つついていこうと思います。
糖質制限ダイエットの恐ろしい罠「40歳すぎたら食べないと痩せません」
この方は、栄養士です。
そして、ダイエットに関する協会を立ち上げて、彼女が提唱する「バランスを大事にしたダイエット法」を推進しています。
このダイエット方法は、
日本栄養バランスダイエット協会では、厚生労働省の食事摂取基準に基づき日本人が摂取すべき栄養素を全て満たすお食事を目指しています。
という事を前提に組み立てられていると思います。
私は、上記のような主張に対しては、特に何も言うつもりはありません。
それで救われている人もいるようですので。
ただ、20過ぎだろうが、40過ぎだろうが、食べなければ痩せないと思います。
なぜ、40歳以上は・・・と主張するのかは、私には分からないので、それは置いておきます。
さて、もう一度言いますが、彼女は栄養士です。
私は、食に対しての知識を深めるという努力は日々行わないといけないと考えています。
ですが、何故かこの方は、糖質制限食に対して敵意を持っているような表現をしています。
その話は次回にしたいと思います。