糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

自身の理論を押し通す事や方法について

突然ですが、私が苦手な人の中に、

 

「自分の主張を押し通すために、相手の主張を蔑んだり徹底的に否定して、自分の主張を持ち上げたり、持論が唯一無二と主張したり正当化をする論法を取る人」

 

というのがあります。

私も基本的には批判的な立場を取っていますが、指摘と根拠に基づいて行っているつもりですが、出来ているかどうかは少し不安です。

ブーメランになっていない事を祈ります。

まずは言い訳から(笑)。

 

私自身は、ダイエットを追求する方法は、色々とあると考えています。

実際、本当にろくでもないものから、誤解にまみれているもの、イメージ優先のもの、効果的に感じるもの、条件付きで効果的なもの、効果を即座に実感出来るもの等、色々なレベルのものが存在しています。

そして、基準があいまいだと誤解が生じるため、私は「糖質制限食との比較」というスタンスで物事を見ています。

 

その視点から見て、

このような事は逆効果ではないか?
もっとこうしたらいいのではないか?
とても理にかなっているのではないか?

というようなスタンスで、投稿を繰り返しています。

 

ですので徹底的に批判をするとしたら、あくまでも「私が考えている糖質制限の基準からみて」という視点で話をしているので、糖質制限から対極にあるもの(例えば糖質をたっぷり摂りましょう)というだけの事であるという事です。

また、全否定ではなく、「こういった視点を持ったらどうなのか?」という視点・提案も付け加えるようにしています。


例えば「蕎麦ダイエット」など、糖質制限からみたら、完全にアウトです。

ですが、それだと話は終わってしまいますし、対立しか生まれません。

そこで、その中でも食べるのであれば「安物ではなく十割そばを選んで食べる」というような提案をしています。

内容については、その投稿を見て、検証してみて下さい。

trdschoolmm99.hatenablog.com


さて、

このような投稿をしようと思ったのも、きっかけがありました。

某有名メンタリストが、ユーチューブ上で徹底的に糖質制限批判を行なったからです。

一つの健康に対する情報提供と提案なら、特に気にしません。

ですが、

 

ランセットという権威ある論文で、25年の研究により糖質制限は意味のないもの」

糖質制限を推進している医師は間違っている。A級戦犯にも値する」

「私が推奨する方法があります。詳しくは限定のチャンネルで」

 

というような論調で、

糖質制限という「相手」を徹底的に否定し、自分の方法論を「唯一無二の存在」のように素晴らしいものだと主張する論調をしている姿」を見ました。

 

「何を言っているんだ?この人」

と、思いました。

同時に、

「この人は、このような早口でまくし立てて、専門用語を散りばめて、さも自分の主張が正しいかのように、軽い催眠状況を演出・作り出す人なんだな」

と感じました。

 

見ていて、酷かったです(笑)。

 

少し長くなるので、ここで区切ります。