根菜の分類に含まれる生姜は、身体を温めます
前回の続きです。
生姜は凄いです。
寿司屋でガリを口に入れただけで、身体が温かく感じます。
牛丼屋で、紅ショウガを結構な量入れるのですが、店を出る時は汗が滲んでいます。
それくらい即効性があります。
さすが、漢方でも「ショウキョウ」として扱われているだけの効果は実感出来ます。
ショウキョウの効能としては、抗炎症作用・鎮痛作用・血液サラサラ効果・血行促進作用・殺菌作用・健胃・整腸作用などが挙げられます。
これが、「身体を暖める」という事ではないでしょうか?
常温の状態で食べたとしても、「身体が汗ばんでくる」レベルのものです。
他には、ネギや唐辛子があると思います。
「薬味」と称するものが該当しやすいと思います。
カボチャやゴボウのような煮物を「常温」で食べたところで、身体は温まりません。
糖質を多く含んでいるので、温かい方が「美味しい」と感じやすいとは思います。
サラダで「野菜スティック」のなかに人参も使われると思いますが、人参を食べたところで、身体は温まりません。
ビタミンEを多く含んでいるからと言って、カボチャばかりを食べて、「冷え性が改善した!」という人を、私はみた事がありません。
冷え性の原因はかぼちゃのビタミンEで解消
冷え性の方は手足の先まで冷たくなってしまっている方や、体の芯から冷えてしまっている方が多いと思います。その原因は血流の悪さにあります。
体が冷えてしまうと抵抗力が弱まって風邪を引きやすくなってしまったり、肩こりがひどくなったり、冬ならしもやけになりやすくなってしまいます。
たかが体が冷えているだけと思って冷え性を放っておくと、不定愁訴や自律神経のバランスを崩す原因にもなることもあるんです。冷え性の改善には外側から温めることも大切ですが、内側からのケアも大切です。
そんな時に役立ってくれるのが、ビタミンEがたっぷり含まれたかぼちゃという訳です。
という様な感じで紹介されていますが、本当に「カボチャ」が冷え症を緩和してくれるのでしょうか?
私は出来ないと考えます。
以前、例にだした「マクロビオティック」では、砂糖(白砂糖・甜菜糖・メープル他)は、極陰性で、身体を冷やす役割を果たします。
わたしは、砂糖類を「糖質」と捉えています。
身体を冷やす糖質を多く含んでいる食品が、身体を暖める作用をしてくれるのか?という、根本的な部分が気になっています。
マクロビでは、カボチャやゴボウは、陽性側に位置します。
サトイモやサツマイモ・ジャガイモ・長いも・豆腐は陰性側に位置します。
これだけをみても、「根菜は身体を温める」という事でひとくくりに出来ないと感じます。
ちなみに、
参考にしましたが、私はマクロビには詳しくないですし、信憑性が高いものかどうかというのを話すつもりはありません。
個人的には参考程度に捉えている程度です。
参考にした分類の一例のリンクをしておきます。
ビタミンEが身体を温める・血行を良くする・冷え症を改善するというのであれば、糖質の少ない魚類・魚介類・葉物野菜・アーモンドといったものを食べればいいのではないでしょうか?
このテーマの最初に話しましたが、
「根菜は、温めて食べると美味しいものが多いから、温かい状態で食べると、その温かさが伝わって身体を温かくすると伝わってきた」
という事が結論だと考えています。
「温かいものを食べれば食べる程身体が冷えていく」「温かい料理を食べているのに、身体がガチガチと寒さで震えてしまう」という状態は、あり得ないですから。
私自身は、「糖質制限」を行っていますし、塩分も多くとっているので、身体が冷えるという事を感じにくい生活をしています。
皆さんも、「冷え性」で悩んでいるというのであれば、「糖質の少ない食事」と、「塩分の多い食事」を意識してみてはいかがでしょうか?
気になりましたら、無料カウンセリングも受け付けていますので、お問い合わせをお待ちしています。
今回は、ここまで。