根菜は身体を温めるのか?
今回は、今が旬のものが多い「根菜」についての話をしていきたいと思います。
里芋・レンコン・ゴボウ・サツマイモ・カブ・ヤマトイモ・人参・・。
他にも、春菊・ねぎ・ブロッコリー・カリフラワー等、多くの野菜が旬を迎えています。
食べ物がおいしい季節真っただ中です。
皆さんは、「根菜は身体を温める」という言葉を聞いた事があると思います。
冬の寒さの中で食べる鍋物や、おでん、豚汁等は、冷たくなった体に暖を与えてくれます。
また、よくあるダイエットサイトでも、
調理の際には、余分なカロリーを抑えるために、薄い味付けにすることがポイントです。
ビタミンやミネラルを豊富に含んだ根菜を多めに取り入れていけば、自然とカラダが芯から温まり、保温ができます。
その結果、カラダの新陳代謝がアップして、痩せやすい体質へと変化していきます。
根菜から食物繊維も豊富に摂取することができるので、便秘が改善し、お肌のトラブルも緩和されていくでしょう。根菜に含まれているカリウムのはたらきで、余計な塩分を体外へと排出させます。
そのことによって、カラダ全体のむくみがなくなり、スッキリとしたボディラインへと変わっていきます。
さらには、根菜のある程度の固さが、食べているときに表情筋を鍛えさせ、結果フェイスラインがスッキリと引き締まり、小顔になることも叶います。
あるサイトでは、
地面の下に埋もれているものは、身体を温める性質をもっています。
それらは自分に熱があるので、熱い太陽から逃れようとして地面の下へ深く伸びようとするのです。
この性質から根菜類や芋類が身体を温めると言われていて、しかも根菜類が冬にとれる事から冬野菜が身体を温めるとされているのです。野菜に含まれるビタミンCやビタミンEは冷え性に効果があると言われています。
ビタミンEは血行を良くする働きと、体内のホルモン分泌を調節する働きがあります。
また、ビタミンCには、血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持する働きがあるので、血行が良くなり、温かくなるのです。
これら冬の野菜には、粘膜保護や免疫力向上の成分も含まれているので、乾燥する冬には欠かせないと言えるでしょう。
他にも、
根菜と一言で言っても、すべてが同じような作用を与えるわけではありません。
ただ、全般的にビタミンやミネラルを豊富に含んだものが多いんです!
ビタミンが豊富だと血行促進効果が生まれます。
そして、ミネラルが豊富だと代謝が良くなって利尿効果が生まれます。
利尿効果が高まれば、それだけ体の温度を下げてしまう水分を排出できるということになるんです!
というものがありました。
後者は、この後に「忘れてはいけないのは、生姜!」として、ずっと生姜だけのレビューを行っていて、「生姜サイコー。お前ら生姜食えよ。」で締めています。
じゃぁ根菜じゃなくて、「生姜が身体を温めてくれる理由」というタイトルでも良いのではないかと感じました。
基本的に、
・ミネラル・ビタミン含有量が多い
・土の中で生育する者は、身体を温める
というものが多いようです。
ただ、最後の
・代謝が良くなり利尿作用が高まり、その結果身体の温度を下げる水分を排出できる
は、よく意味が分からないです。
さて、ここまで抜粋・引用を続けてきましたが、
「本当に、根菜は身体を温める役割を果たすのか?」
という事に関して、私は
「ごく一部は身体を温めるものはあるが、基本的には「維持」か「冷やす」ものが多い」
と考えます。
それでは、なぜこのように考えるのか?
それは次回に。