あるサイトが紹介していた紙コップダイエットについて
あるサイトが紹介していた紙コップダイエットについて
前回の続きです。
私はダイエット方法として気にも留めていませんでしたが、この世の中には「紙コップダイエット」というのがあるというサイトを見つけました。
情報発信者が、とある「パーソナルトレーニングジム」であり、「3食きっちり食べて無理なく痩せる」をダイエット方針としている所です。
http://247dieter.com/hanada1108/?utm_source=181108&utm_medium=email&utm_campaign=daily
紙コップダイエットとは?
3食しっかり食べてキレイに痩せるダイエット方法です。
1食につき、用意するのは紙コップ3個。
その中に「炭水化物」「タンパク質」「野菜」をそれぞれ分けて食べるだけ。
一般的な紙コップの大きさがだいたい205mlくらいですから、要するに、全体の食事量を減らし、食べ過ぎを防いで、バランス良く食べる目的があるわけですね。
でもまぁ韓国のダイエッター達のように、そこまで全体の量を減らしてストイックにならなくても大丈夫です。
糖質コントロールに関しては、炭水化物を紙コップ半分の量にするだけで充分効果があります。
という様な感じの内容で紹介されて、「糖質コントロールには、とても良い方法ですね」という感じで紹介されています。
この方法を公式サイトに載せているという事は、多少アレンジはあるものの、このベースとなる方法を推奨しているという事になります。
このダイエット方法は、基本的に「食べる量を制限する」というダイエット方法になるので、「カロリー制限」の考え方があると感じます。
また、
食べ方のコツは、炭水化物だけ紙コップ半分の量にして、最後に食べる事を意識すれば、いつもの炭水化物の摂取量を半減できます。
とだけに言及しています。
紙コップダイエットのスタンダードなやり方は、
朝:炭水化物1杯+野菜1杯+たんぱく質0.5杯
昼:炭水化物1杯+野菜1杯+たんぱく質0.5杯
夜:炭水化物0.5杯+野菜1杯+タンパク質0.5杯
という事のようです。
このサイトでは、「糖質量を半分にすればいい」としか言及してないので、
朝:炭水化物0.5杯+野菜1杯+たんぱく質0.5杯
昼:炭水化物0.5杯+野菜1杯+たんぱく質0.5杯
夜:炭水化物0.5杯+野菜1杯+タンパク質0.5杯
となり、通常の紙コップダイエットよりもさらに総摂取カロリーは減る事になります。
この状態を、
「3食きっちり食べて無理なく痩せる」
3食しっかり食べてキレイに痩せるダイエット
と言えるのでしょうか?
方針とは違う内容になっているのではないでしょうか?と危惧してしまいます。
誤解を与えやすい表現になっていると感じます。
上記の「きっちり」「しっかり」がどこの部分を修飾・強調している言葉になっているのかで、大きく意味が変わってきます。
①「3食全ての食事の量」をきっちり食べるのか
②「3回という食事回数」をきっちり守って食べるのか?
という事です。
私はそうですが、①をイメージしています。
食事回数に特に固執せず、状況に応じて0~8回という感じでアプローチしていきます。
②の3回の食事であれば、必ず正解という訳ではないからです。
食事がおにぎり一個だったとしても、一回の食事となるのでしょうか?
食事回数には、私は間食を含みます。
ですが、上記の内容だと、間食は無さそうです。
食事量をへらしたとしても、3食きっちり食べればキレイに痩せるダイエットだとしています。
本当でしょうか?
こういった事を、パーソナルトレーニングを行なうHPで、紹介しても良いのでしょうか?
たんぱく質減らしたら、筋肉やら身体の状態をキープ出来なくなるじゃないか?と思う訳なんですね。(また、脂質についての言及を全くしていないのも不思議ですが)
他の記事を見ると、どんなに栄養も量もしっかりと食べるとしても、「朝食を食べないと駄目」というものもあります。
方針に則って話を展開しているからだと思いますが、このダイエット法は、方針に当てはまるものなのでしょうか?
少しでも役に立つダイエット情報を届けたいとありますが、本当に約に立つのでしょうか?
読者が役に立つのでしょうか?
筋肉が衰えて、門戸を叩く人が増えるから会社の約に立つのでしょうか?
こんな邪推をしてしまいます。
私の悪い癖です。
もし、私なりに紙コップダイエットを実践するとしたら、
紙コップ3個を用意して、
1個は野菜、残り2個は肉
という感じにするかもしれません。
合わせて脂質も多めにして。
これだったらまだ理解が出来るかなと感じます。
基本は、こんなやり方勧めませんが(笑)。
皆さんだったら、
- 前回・前々回に紹介したダイエット方法
- パーソナルトレーナーが紹介するダイエット方法
- 最後の私の提案した方法
どれを選びますか?
以上です。