私が考えるファスティングのメリット
ファスティングのメリットとして、以下の内容が挙げられるという話を前回もしました。
1、若返り効果が期待できる
2、自然治癒力が上昇する
3、体内の掃除が行われる
4、免疫力がアップする、細胞の回復力が上がる
5、頭が冴えるようになる
6、病気が治る
7、疲れにくい体になる
8、ポジティブになる
9、作業効率が上がる、仕事が捗る
10、睡眠時間が少なくなる
11、脂肪が落ちて体が引き締まる
12、排毒効果が肌に出るため肌がきれいになる
13、生命力・生殖力アップ
14、食費が浮く
15、感性が豊かになり、芸術・創作ができるようになる出典:10年後、会社に何があっても生き残る男は細マッチョ
根拠がありそうな話もあれば、よく分からない話もあるという印象も受けるし、耳障りが良く都合の良いものばかりが並んでいるような感じもしますね。
全てを一個ずつ所感を述べていくと大変なので、簡単にまとめていきたいとは思っています。
私が共感できる項目は、
1、若返り効果が期待できる
2、自然治癒力が上昇する
4、免疫力がアップする、細胞の回復力が上がる
5、頭が冴えるようになる
10、睡眠時間が少なくなる
くらいでしょうか?
ファスティングにも、期間や種類があるので、全てのファスティング方法により、全ての効果が得られるとは、到底思えません。
週末断食でも、一日2食・1食抜きでも、1週間断食でも、同じ断食・ファスティングと表現していますから。
食費の話など、私はどうでもいいメリットの項目だと思います。
あと、2番と13番は同意義ではないかとも感じますし、10番があるからこそ9番に繋がる部分もあると思います。
ここには書かれていませんが、デメリットとしては「筋肉が落ちて、基礎代謝が~」という話が、ファスティングダイエットの紹介されている中では、一切出てこない事ですね。
糖質制限だったら、目の敵のように出てくる話なのですが、不思議な話です。
さて、メリットとして挙げた内容を簡単に話をしていきます。
1、若返り効果が期待できる
一回程度のファスティングでは効果は実感出来ないと考えますが、根拠部分は「サーチュイン遺伝子」が大きいですね。
普段の食事内容でも、ガッツリとっている糖質量を一気に減らす事が出来る訳ですから、身体の「糖化・酸化・老化」を防いでくれる働きをしてくれます。
与える影響は、程度によっては小さいかもしれませんが、若返り(老化が進まない)という部分には良い効果を与えると感じます。
2、自然治癒力が上昇する
4、免疫力がアップする、細胞の回復力が上がる
ほぼ同義です。
私自身は、糖質の過剰摂取により、様々な「好ましくない」体調変化をもたらすという考えを持っています。
断食(糖質摂取制限)により血液もきれいになるし、脂質の燃焼にも繋がりやすくはなると思います(11番目の引き締まるとは別です)。
あと、食べる事により、消化に必要なエネルギーが発生します。
健康な時は問題無いですが、疾病を抱える時は、食事にエネルギーを使わない方が、治りが早くなるという事は、少しづつですが知られてきているようです。
5、頭が冴えるようになる
糖質を摂らなければ、血糖値低下による眠気はやってきにくいでしょう。
そう言う意味では正解なのですが、それとは異なるアプローチが出来ます。
これは10番目のものと同義になってくるのですが、食事回数が少なくなるというか、絶対的なエネルギー摂取量が少なくなると、睡眠時間は少なくなります。
空腹だと眠気が起きにくくなるという事は、皆さんも実感していると思います。
空腹 → 食べるものを探さないといけない = 生存するために必要だから
という図式を私は頭に描いています。
脂質を過剰に抱えているのであればそれがエネルギーとなって紛れますが、体脂肪が低い人であれば筋肉から大部分のエネルギーを得ないといけなくなってしまいます。
これは私の仮説ですが、食事を1回する事で1~3時間程度の睡眠が必要ではないかと考えています。
不食で有名な弁護士がいるのですが、彼によると、2時間程度の睡眠時間で十分という話をしています。
脳や筋肉を休めるための睡眠が2時間、1食食べた時に2時間×3食、合わせて8時間。
単純な計算ならこうなってしまいますが、つじつま合わせのような計算でもあります。
ですので、仮説です。
でも、皆さんも、空腹のときは目覚めが早いけど、すっきりと起きる事が出来るとも思います。
ボクサーも、減量中は感覚が過敏になるということも話していますし。
これらには、何かしらの関係があると考えてはいるんですよね。
という事で、これらがファスティングダイエットで得られやすい効果だと考えます。
行為自体は悪い事ではないと感じます。
今回は、ここまで。