糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

うどんの誘惑に負けてしまった話

先日、私が所用で外出した時の話です。

 

午前中の用件が済み、午後の用件までの時間が空きました。

外出先で一番悩むのが、「何を食べようか?」という事です。

これが夕食であれば、居酒屋のような所で軽くひっかけながら、つまみを注文する事が多いです。

それ以上に、さっさと帰って自炊をするのですが・・・。

 

昼食だとそういう訳にはいきません。

午後からも予定が入っているので、アルコールが論外なのは当然なのですが、下手な所に入ってしまうと、糖質まみれのメニューばかりで眠気が襲ってくるのが問題なのです。

コストパフォーマンスが、著しく低下してしまうのが分かっているのです。

居酒屋メニューなら、低糖質のものを注文できるので良いのですが、ランチメニューはそうはいきません。

手早く済ませたいのであれば、麺類、牛丼、天丼、カレーといった所でしょうか?

普段摂っている糖質量の一日分を軽く超える程のものばかりが、とても手軽に食べる事が出来ます。

少し高級であり本格的なところであればそんな事も無いのかもしれませんが、残念ながら、食事に長時間をかける余裕もありませんでした。

駅ビルの周辺にいたので、色々な施設が揃っています。


さて、どうするか?

と悩んでいたら、少し、実験をしたくなってしまいました。


最近ずっと糖質量を意識した食事をしているが、この状態で一気に普段量以上の糖質をとったら、どのように身体が反応するのか?


という検証をやりたくなってしまいました。


で、5年ぶりくらいになる、うどん屋へと足を運びました。

どうせなら、徹底的に糖質まみれとなるものを頼もうと、昔から大好きだった「ごぼう天うどん」を注文しました。

小麦粉で出来ている「うどん」、糖質成分が多いごぼう(約10g/100gあたり)を小麦粉まみれの天ぷらにしたもの(何か書き方が良くないですね(笑))です。

ほぼ全てが糖質で出来ています。

恐らく、80~100g程度の糖質を一気に摂取しました。

食べながら、「これはヤバいぞ、眠気が来てヤバいぞ、でも旨いぞ」と思っていました。


その後、座学スタイルの研修に参加したのですが、残念ながら全く眠気がきませんでした。

食後に移動のために歩きを多くしたせいなのか?

研修内容は面白かったので、その影響もあったのか?

途中で道を間違い、色々と楽しい経験をしてしまったからなのか?

理由は、ハッキリしません。

ただ、一つ言えるのは、「眠気が来なくて良かった」という事です。


以前、「糖質を食べなくてもたんぱく質を摂り過ぎたら眠くなった」という話をしました。

その理由は分かりました。

直接糖質をとらなくても、たんぱく質糖新生が起き、血糖値が上昇下降する事で眠気が来ていました。


今回は、恐らくですが、

食後すぐに歩き回って、道にも迷って余計に歩き回って、そのせいで血糖が少なくなったのではないか?

 

という仮定を立てています。


少し検証ですね。