糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

糖質制限をすると、筋肉が落ちるから、基礎代謝が落ちてしまうのか?

まずは、お知らせから。


1月10日よりモニター募集を行なっています。

いよいよ先行募集の最終日です。

「TRDダイエットプログラム」

 

「お正月以降、お腹の肉が気になってきた・・・」
「色んなダイエットに挑戦してきたけど、何をしてもやせない」
というような方にピッタリのプログラムです。

ただ今、このブログをご覧の方にのみ募集を行っています。
先行募集人数は10名程度、期間は1月15日までです。

 

本日、15日をもって、少し募集を中断します。(正確には16日早朝です)

サイト内情報を修正するからです。またすぐに販売開始します。


これ以降は、一般募集として参加者を募っていきます。

その際は、少し価格を上昇させようか?とも検討しています。
現在抱えているお悩みを「より安価で」解決出来るチャンスです。

あなたの健康を維持向上出来るよう、精一杯お手伝いさせていただきます。
ぜひ、ご利用下さいませ。

 

 

 


前回の続きです。

私は、「一視点から見るなら正解」だと考えています。

糖質制限をすると、なぜ筋肉が落ちるのか?

 

口径で必要な糖分が摂取できなくなると、身体は体内から糖を補おうとします。

まず、肝臓に蓄積されているブドウ糖やグリコーゲンから糖を補います。
これらが無くなれば糖新生という代謝を行います。
ちなみに糖新生はタンパク質を材料に、糖を作ります。

糖質を制限すると、その代わりにタンパク質の元となるアミノ酸が肝臓において糖に変換されるという回路が動き始めます。
そのアミノ酸の供給元は体内の筋肉からです。
つまり、糖質が不足すると、それを補充しようと体が自らの筋肉をアミノ酸に分解して糖を作り出すこととなり、結果的に筋肉の量が減少してしまうのです。

これを糖新生と言い、身体にもともと備わっている働きです。

この糖新生は、、ピルビン酸、乳酸、糖原性アミノ酸、プロピオン酸、グリセロールなどの糖質以外の物質から、グルコースを生産する手段・経路を意味し、

 

つまりは、体内の糖が不足してくると「たんぱく質・グリセロール(脂質)・乳酸を原料に、糖質を生み出す」という仕組みです。


これが、糖質制限をすると筋肉が落ち、基礎代謝が落ちて太りやすくなる(リバウンドする)という理由の根拠のようです。


この観点からすると、タイトルの質問は正解です。

 


ですが、少し踏み込んでほしいです。

私はずっと疑問に思い、検証データを探している部分があります。


糖新生が起こる事により、どれだけの筋肉が減ってしまうのか?」

基礎代謝が低下するのであれば、どれだけの量が変化しているのかを比較しているデータがあるのか?」


に関する事です。

今の所、手がかりすらつかめていません。

もし、「糖質制限食を否定し、基礎代謝が~」という人がいらっしゃったら、この根拠をご存知なのだと思います。

そうでないと糖質制限食を否定してまで、持論を主張できないと思いますから。

募集してますので、まずはコメント欄で、ぜひ教えて下さい。

 


私自身は、そういう事実があるのは知っているが、大きく影響しないと感じます。

決まったルールを守りながら糖質制限食を実施している人で、「基礎代謝が低下して~」と悩みを抱える人を、見た事が無いからです。

私自身、緩やかに行っていますが、基礎代謝に関して悩んだことはありません。

あくまでも目安としてだけ捉えていますから。


言葉を返すのかもしれませんが、

「私はカロリー制限食を徹底すればするほど、筋肉量は低下するのではないか?」

と感じております。

 

あくまでもイメージです。

根拠となるデータはありませんが、そのように考えています。

 


それに関しては、次回にお話ししたいと思います。