糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

冷え性で悩む人の共通点

冷え症とは、何でしょうか?


冷え性(ひえしょう)または、冷え症は、特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことである。
しかし、病態として統一的な定義は確立していないため、西洋医学的には漠然とした概念として捉えられている。

概要
血行障害(Poor blood circulation)、特に末梢血管などでの障害により生じることがある。
一般的な特徴として、身体全体には寒さを感じず、四肢など部分的に冷えを感じることが多いが、全身の冷えを訴える例もある[4]。
特に冷えの訴えの多い部位は足(脚)と手で、冬季と就寝前に強まる。
また天候によっても変化する[5]。身体的特徴(身長、体重、BMI など)と冷感との関連性は認められず、皮膚温が低いことが冷感を感じやすいことに直接つながらない[5]。

一般に、女性は男性に比べて皮下脂肪が多いが、熱を通しにくい脂肪は、一旦冷えると温まりにくい性質がある。
加えて、男性と比べ血流の多い筋肉が少ないことも起因する。


ウィキペディアより抜粋

 

発症の要因として
・遺伝的な要因
・疾病の病態 自律神経バランスの乱れ 更年期に大きくなる
・生活習慣

が挙げられていますが、ここでは生活習慣について掘り下げていきたいと思います。

 

間違った食習慣も冷え症の原因になる。
例えば、ダイエットのため摂取カロリーのみを重要視する偏重した食事となり、炭水化物を排除し野菜のみの食事となったり、逆に炭水化物主体となり野菜、タンパク質、ビタミン、ミネラル、脂肪などの摂取不足から栄養失調を生じるためである。
冷え性を訴える群には、『朝食抜き』『ダイエット中』『塩分や脂肪分の摂取が多い』とする報告がある。
また、不規則な生活リズム、食事、薄着も影響を与えていると指摘されている。

冷え性との関連性が指摘されている生活習慣の例
朝食抜き。
不規則な生活リズム。(睡眠不足、運動不足)
偏食。(副食が無く炭水化物主体の食事、動物性タンパク質の不足、ビタミンの不足)

ウイキペディアより

 

一般的に言われているので、ご存知の人もいると思います。

では、解決法は何かというと、ヒントが同じページにありました。

民間療法や俗説という言い方をしていますが、

 

体を温める食品を摂取し、体を冷やす食品の過剰摂取は避ける。
体を温める食品 海の下に生える物・地面の下に生える物(生ショウガを除く)・豆・干物・発酵食品(酒を除く)・熱を加えた物・塩を加えた物・水・茶・精白精製していない物
体を冷やす食品 人工的に精製したもの・生野菜・果物・嗜好品(茶を除く)・動物性脂肪
頭寒足熱になるようにする。
天然繊維靴下の重ね履きをする(化学繊維靴下は不快な暑ぐるしさを感じるようになるため避ける)。
下半身はレッグウォーマーやレギンスなどを取り入れて厚着(厚着したくない場合は靴下の重ね履き枚数を増やす)とし、上半身は薄着とする。靴下と同様に化学繊維は避けて天然繊維の衣装を着用する。
空気調和設備使用時は扇風機やエアサーキュレーターなどを利用して天井より床の方が高温になるようにする。
朝は早起きして、夜は寝不足にならないよう早めに寝るようにする。
毎日お風呂に入り、シャワーではなく浴槽に入るようにして、血流を良くする。
38度程度のぬるめのお湯にしっかり浸かる(全身浴)。
42度程度の熱めのお湯と冷水のシャワーを交互に使う。
マッサージや、柔軟体操などを行う。
定期的に適度な運動や、ウォーキングを行う。階段はなるべく歩いて昇降する。有酸素運動を行う。
冷えを覚える部位の運動を行う。下肢の冷えにはつまさきや膝の屈伸運動や速足での歩行などを行う。
渇きを覚えたとき以外の不要な水分摂取は控える。

 


という事が挙げられていました。

で、この部分の食品の話をしていきたいと思います。

冷え症だと訴えている人が、どんな食生活をしているか?という事についてです。

 

私の知り合いにも、冷え性で悩んでいる人は、ちょくちょく見かけます。

普段口にするようなものを食べ、お菓子を休憩中に食べ、小食のような感じでした。

男性から見たら、小さい弁当箱を持っている女性は多いでしょうが、「それだけで足りるの?」と思う事はよくありました。
おそらくですが、その不足分は、お菓子やジュースで補われているのではないかと思いますがどうでしょうか?

 

何が言いたいかというと、「糖質が多い食生活をしている傾向にある」という事です。

上記の「身体を温める食品・冷やす食品」にも挙げられているように、脂質・糖質は身体を冷やす傾向にあります。

 

もう一つ注目して欲しいのが、温める食品の中に、「塩を加えたもの」というのがあります。

 

少し長くなってきました。

 

次は、この事について話していきたいと思います。