人の悩みは4種類
あるセミナーに参加した時、悩みは大きく4種類に分けられると話していました。
お金に関する事
健康に関する事
時間に関する事
人間関係に関する事
です。
今回は、このことに関する事を、ダラダラと書いているブログになります。
「この中で、貴方が優先するものは何ですか?」
と聞かれ、結構な時間をかけて考えました。
その過程で思い出した事がありました。
あるテレビ番組で、島田紳助氏と松本人志氏が軽快なトークを交わしていくというものがありました。
時間があっても、お金があっても、寝たきりだったら楽しめない。
お金や時間があっても、友達がいなかったら面白くない。
仕事をしていると、お金が少しづつ手元に残ってくるが、なかなか時間がとれない。
仕事を脇目も振らずにやってきて、定年退職になって、さあこれから自由な時間だという時に、どれだけ周囲に一緒に楽しめる友人がいるのか?
定年後に色んな所に行こうとしても、食事が受け付けなかったらせっかくの旅行も楽しめない。
それにそれくらいの年齢になったら、身体のあちこちが痛くなってくるから、移動も億劫になってくる。
だから学生の時や若い間に、お金がそんなにないとしても自由な時間が一番取りやすいから、好きな所にいったり好きな事をした方が良い。
こんな内容だったと思います。
(10年以上も前の話なので、かなり記憶があやふやです。間違っていたら申し訳ないです。)
この話を聞いた時も色々考えさせられました。
確かにそうだなと思える事が当時の私にありました。
話を戻します。
私は一番の優先を、「健康」に置いています。
健康でないと、パワフルに活動する事も、時間を自由に使う事も出来ませんし、良好な人間関係を築きにくくもなります。
健康は全てのベースになると個人的には思っています。
でも、なかなかストイックに「健康」を最優先にする事ができません。
自分では健康を優先しているつもりでも、周囲の環境の影響もあり出来ていない事が多々あります。
例えば、もうすぐ忘年会のシーズンですが、上司にお酒を勧められ飲めと言われた時の事を思い出してみて下さい。
その時にあなたは、きっぱりと断りましたか?
それとも、「一杯くらいなら・・・」と、杯を重ねましたか?
断って飲まなかったのなら、自分の健康の優先順位を上位に置いていることになります。
でも飲むことを選んだのなら、上司のいう事を断れなく人間関係を優先したことであったり、自分自身がいつのまにか作り上げた慣習に従った事になるし、翌日に二日酔いで苦しむリスクを高めた事にもなります。
普段の生活でも、テレビやネットで「健康に良い」と言われる事をしたとしても、実感を得る事が難しいと、いつの間にかやめてしまう事も多いと思います。
人の行動の継続のためには、自身にとっての「楽しみ」が必要です。
「ランニングを毎朝したら、仕事の調子がいい」のうような事です。
同時に、自分自身にとっての「苦しみ」も必要です。
「〇〇をしたら、胃が気持ち悪くなる」とか、「腎障害になったら塩分制限されるので、おいしい食べ物を食べられなくなるから予防したい」というものです。
楽しみ・苦しみも、より具体的になっていくとイメージがしやすくなり、優先順位の判断基準に大きな影響を与えやすくなります。
自分自身が思う「理想の状態」があったとしても、自身に大きな変化を与えなければ、決して近づく事は出来ません。
例えばダイエットにしても、今までの食生活・生活習慣の結果が今に繋がっているのに、そこに「これさえ食べれば〇〇キロ痩せます」という口コミの物を食べたとしても、ダイエット成功や「理想の状態」に近づくわけがないです。
それなのに「ダイエットに失敗した」とか「リバウンドした」と批判されても、「そうなりますよね」としか返答できません。
根本的な部分が何も解決されてませんから。
以前、小売業に従事していた時、「ダイエットできる薬が欲しい」と、防風通聖散という漢方の薬の問い合わせがありましたが、その人の買い物かごの中を見ると、チョコやスナック菓子が大量に入ってました。
お菓子はやめた方が良いと勧めたものの、薬をのむからと聞き入れてくれませんでした。
食生活にしても、生活習慣にしても、大ナタを振るうくらいの気持ちや行動を起こさなければ、目に見えての変化は生まれません。
だからと言って、周囲から「これが〇〇に良いからやりなさい」という圧が強くなるほど、反発が強くなるのも事実です。
私は「健康」を一番に優先しますが、他の事を最優先にする人もいれば、状況に応じてコロコロと変えて一貫性の無い人もいると思います。
その部分に対して、強引に変える事は出来ません。
相手の心を開いたり、自分の話を受け入れてもらうためには、相手の話を聞いたり、理解しないと成り立たないからです。
相手の色々な立場を理解し、様々な形でのフォローが出来ればいいのかなと考えています。
また、このブログが皆さんのインスピレーションを少しでも刺激する事が出来ればいいなという思いで続けています。
こんな感じの事を考えながら、ブログを書いたり相談に乗ったりしています。
ゴールが見えなくなりましたが(苦笑)、ここで終わりたいと思います。