糖質制限食 栄養のあれこれ

糖質制限食や栄養に関する事について、管理栄養士・登録販売者の視点で考えていきます。

タバコの話

タバコを吸いますか?

 

私は吸った事が無いです。

学生時代、あまりにも暇すぎてタバコを咥えた事がありました。
でも、たまたま火が無く、実際に吸う事はありませんでした。

 

周囲の友人・同級生は吸っている人もいました。
始めたきっかけを聞くと、「友人が吸ってたから」とか、「カッコいいから」「テレビや漫画の影響」という声がありました。

 

私の父は吸っていました。
近くにタバコがあったのですが、小さい頃、臭いをかいで不快感が込み上げた記憶があったのと、不良が主人公の漫画を読んでも、タバコがカッコいいという感覚を得る事がなかったため、自分から吸おうと思わなかったです。


歩きたばこや副流煙の規制の話がちょくちょく出ています。
私自身は、マナーさえ守ってくれれば問題無いとは思っています。
たばこを吸いませんが、喫煙者と一緒に喫煙室に入っても苦にはならないですし、吸い殻や灰をきちんと処理してくれたらいいですし、すし屋で突然吸い出したりというような事をしなければ、特に問題は無いです。
パートナーが吸っていたら、かなり引いてしまいますが・・・・。
(その時は禁煙を強く押します。)

 

たばこが身体に悪いという話を初めて知ったのは、子供の頃、風邪で病院にいったのですが、その時の啓蒙ポスターでした。
灰がタールで真っ黒になっている写真が最初です。
その後、ニコチンの影響で止められなくなるとか、手・足先の血管まで血液が通らなくなるとか、身体のビタミンCが壊れるという事を知りました。

今は、COPD(慢性閉鎖性肺疾患)の問題や、癌発症のリスクになるというような情報を得る事が出来ます。

 

先日、たばこの作り方についての話を聞きました。

たばこが与える影響の話を聞く機会は多いのですが、たばこの製造に関する話は聞いた事が無かったので、興味がわきました。

 

たばこは、どのようにして作られるのか?

 

たばこは、ナス科タバコ属の熱帯地方原産の植物です。
全部で50種類くらいあるそうですが、大々的に栽培しているのは、2種類だそうです。
その葉っぱの部分を加工して作られたのがたばこです。

 

ここで注目して欲しいのが、タバコの銘柄です。

 

タバコはリンゴやミカンのように、種類がありません。

リンゴには「ふじ」「紅玉」のような品種が多くあります。
ミカンも同様です。

タバコはというと、「セブンスターを作るための木」とか、「マルボロ製造専用の木」というものはありません。
数多く存在しますが、原材料となるタバコの葉は、ほぼ同じです。

 

では、何が違うか?

 

フレーバーです。
数多くのフレーバーをタバコの葉に混ぜています。
同時に、数多くの添加物も投入しています。

味に違いを出すためにです。

 

また、たばこの木の栽培過程で、凄まじい量の農薬を使用しています。
食品ではないので、農薬の量にも種類にも限度はありません。

それらを加工して作ったのが、コンビニでも手軽に買えるタバコです。

 

こんな感じだから、葉巻のほうが、幾分かマシだという話もしていました。

 


皆さんは、タバコを吸いますか?


私は今後、触れる事すらしないと思っています。